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実例紹介

中村定雄(57歳)
下咽頭癌ステージ4(末期) - 空腸再建手術 @がん研有明病院




下咽頭癌のステージ4(末期)と診断されてから手術まで約1ヶ月間で息子達が一生懸命にVoice Leaderを制作してくれました。
空腸再建手術により、声を失うことを知った時は、本当に悲しい気持ちになりましたが、今思うと、声を失う前に自分の声を保存できて本当によかったです。もちろん、Voice Leaderだけで生活に支障のないスムーズな会話はできませんが、しっかりと自分の声が残っていることは、私の気持ち的にも、妻や息子達にとっても気持ちの支えになっていると思います。
妻は「写真アルバム」のように、永久に残せる「声のアルバム」だと言っています。このような一人でも多くの、私と同じような境遇の方々に知ってもらいたいと心から思います。これから、放射線治療を受けますが、家族のためにも頑張りたいと思います。


F様(50代)女性 - 患者様 お父様70代
下咽頭癌 - 声帯切除手術 @福岡県

以下、感謝状の一部より

先日は、ボイスリーダーを作成していただきましてありがとうございました。
父をはじめ家族みな喜んでおります。

「不思議ね」「すごいね」等々、声を失くすだろう不安の緩和に役立てました。
ノートパソコンの薄さと軽さにも「すごねぇ~。」と。
 
 短い時間での作成、本当いありがとうございました。
今後、一旦退院して、10日後に再検査をするそうで、化学治療の評価をして、今後の方針を決めていきます。
父としては手術は嫌なようですが…。
病気になって、家族について実感することが多々あります。

中村さんも健康に気をつけて、お父様の経験を活かしながら
お仕事頑張ってください。
活躍することを期待しております。

F様からの感謝状

 


K様(30代 ご夫婦) - 患者様 お父様 70代
下咽頭癌 - 声帯切除手術 @がん研有明病院

以下、音声録音時、納品時に訪れたヒトコマ。

突然のことであったため、時間がない中、インターネットを介して、咽頭癌のことを調べていました。当然、声帯を切除することは声を失うことになるため、声を失うことへの対策も同時に調べていました。

そしたら、ボイスリーダーのWEBサイトへ辿り着きました。
また偶然にも、新潟日報の掲載新聞記事を見ていたので、安心感もあり相談にのってもらうことから始まりました。

当の本人である、お父様ですが、最初は、自分の肉声で会話ができるボイスリーダーというシステム自体、必要ないとのご意見でした。
元々、そんなにしゃべるほうではない。「男は黙って・・・」と続きそうな程の江戸っ子で紳士的な方でした。しかし、息子様ご夫婦の考え方や、お孫さんとの会話を想像したり、今、しゃべれる声を残しておくことは、きっと家族も喜ぶだろう。とのことで、システム導入を決意されました。

あんなに興味ないとおっしゃってたお父様ですが、手術後の納品に伺った際には、自分の声を組み合わせて楽しそうにボイスリーダーを操作していました。